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(2016年度 1回)

アイアン素材とエレガントコラボアレンジ   
          
花材:アミュゼローズ大、小(A) フレンチフリルローズ(白)(A)
あじさい(A)ビバーナムティナス(グリーン、グレイ)(A)
アイアンペース2種。

※ A−アーティフィシャル P−プリザーブド D−ドライ

――ポイント――
・アーティフィシャルの構造を生かすと、アレンジ方法がとても簡単になります。通常のワイヤリングなしで、簡単にステムがつきます。今回はキャップ式のアーティフィシャルの構造を生かしてみましょう

アイアンベースへの固定方法をマスターしましょう。ミニブーケやコサージュにも応用ができます。
・ ベースは組み合わせによってカタチは自在。はなして二つ、つなげて横に。長く縦に。飾りたい場所をイメージして作ってみましょう。

・ 奥にあって見えない花材があるときは、思い切ってカット、挿し直しして表情をつけましょう

作り方
(1) アイアンベースを好みの大きさに組み合わせて ワイヤーでとめ、出来る範囲でテーピングで固定します。

(2) 太いワイヤーを三等分にします。フレンチフリルローズ、ビバーナムティナス、アジサイにステムのヘッドをぬいて、用意したワイヤーをグルーで差し戻しします。テープで額下だけ巻きます。それぞれの花材は1/3は程度、カットし仕上げの後づけ用にとっておいておきましょう。

(3) ステムをつけたら、一ヶ所を簡易的にテープ留め、上下しながらドーム型に花の表情をつけます。花束ができたら、ステムを7〜8センチくらいに揃えて切ります。テープを茎、全体にまきます。

(4) 花束全体を、アイアンベースの好みの位置に挿しこみます。ベースにワイヤーでとめつけ、このとき、花が上をむいていますので、手のひらで全体を、丸くつつみこむようにして、グッと手前に傾けます。

(5) 周りの隙間に後挿しの花材をグルーまたは、ステムをつけてとめます。

(6) リボンをつけて完成です。

★定期の方は花ドリルの「個性的なアレンジ」異素材とのコラボのページにファイルしましょう。

アトリエレモンリーフ 影山佐知子 



こんにちは

アトリエレモンリーフ 影山です。
GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?いまが一番外を歩いていても気持ちのよい季節ですね!

さて、今日はシックなアイアンフレームとのコラボアレンジです。さっそく、作ってみましょう!
 
 このアイテムはもともとドアの角などを飾るためにつくられたものでした。
詳しくはコチラ

ですがわたしには、どうしても素敵なツルにみえてしまいます。

きっとお花とのアレンジにも似合うのでは?
ステキな雰囲気になるのでは?

とおもってチャレンジしてみたら、とてもよく似合って、皆さんからも御好評いただきました。
 なんといっても面白いのが組合わせ方、これは一例です。今回もいろいろなタイプが生れました。長くしてみたり、横にしてみたり、その方の作りたいシルエットは自在です。

ココが楽しい考えどころです。!(^^)!
 アイアンは、必ず重ねましょう。そのほうが安定します。

さて、合体するシルエットがきまったら、実際にワイヤーでとめつけます。

ワイヤーを半分にカットします。

ここがポイント!
何重にするよりも 二周くらいでいいので、際できっちりねじりましょう。

何回もネジリあげて、立つほどねじる必要はありません。かえってゴロつきますね。

大切なのは、ゆるみのないことなのです。
 美観と補強のためにテープで巻きます。細かいところはできる範囲でOKです。
花材の準備です。

ここがポイント!
ステムの付け方はワイヤリング+テーピングという方法もありますいが、アーティフィシャルの構造を利用してつくると、とても簡単にステムがつきます

差し戻し方式
今回のアーティフィシャルは全部キャップ式、すべて引き抜き、1/3にした緑の太いワイヤーをグルーでとめて差し戻します。額下のグルーがみえているところを緑でテーピング(写真はわかりやすく茶色のテープにしていますが、花材には緑もお入れしています)

ただしこれはキャップ式のアーティフィシャルにのみ通用します。軸が貫通式タイプの花でこれをやると花びらがバラバラになりますので、注意しましょう。
 フローラルテープはしっかりひっぱって、まき付けましょう。

ここがポイント!
フローラルテープを巻くのは、額下だけでOKです。グルーがつきずらいので。地巻きワイヤーのステム素地も他の花材がつく大事な足場になります。
 実は1/3 ひきぬいて後づけ用に。

実の面はフラットです。後づけは、すこし飛び出しすように、小分けにした実をのせてみましょう。立体感がでます。

同じくワイヤーステムと、根本だけテーピング。

 あじさいも同じ処理です。後づけ用にひと房から1/3程度は切りだして、とっておきましょう
お花の準備ができたら、メインをいれて全部を二つにわけます。お好みで同分量でも大小つくってもOK、 

ステムのついたバラは2輪も、後づけ用にのぞいておきましょう。
 ドーム型になるように持ちましょう。
 持ちづらいときは仮止めすると ドームが作り易くなります。外周のほうは直立したままではなく、ワイヤーをグッとまげて ドームをつくります。

今回のステムは下までテーピングはしていないので、驚くほどスムーズに上下します。奥にあるお花も出してあげましょう。このとき花のヘッドをもつととれることがありますので、ワイヤーを上下します。

ヘッドがとれたらグルーで戻してくださいネ!
 ドーム型になったら 茎を7〜8センチにカットします 
 こんどは緑ではなく、茶色で巻きまあげます。
 好みの位置に挿します
 裏面で数か所固定します。
テーピングした茎の束が直線で目立つときは 丸ごとカーブさせてアイアンに添わせてみましょう。
 数か所固定。

固定すると ドーム型が上むきになったり、下を向いたりしますので、とめて手が自由になってから、ゆっくり正面で整えましょう。

花全体を手のひらでつつみこむようにしながら、力を加えて角度をつけると、ドームの全体がそのまま前に向きます。
 隙間をアジサイでとめます。
外周につけるときは 花のガク裏を足場にしてつけます。

アイアンに貼るときは、ドームが型が間延びして、どんどん広がらないようにしましょう。
後づけの実をトッピング、バラも適宜 ステムの長さを調整して挿し留めます。仕上げに葉っぱやバラのつぼみもお好みで。
 仕上げにリボンピックをつくって挿し留めます。







生徒さん作品の一部から

   
   
   
   
   
   
   


生徒さんの作品はレッスン中にスマホで撮影しているので、あまり発色が良く撮れていませんが、ぜひ、カタチやシルエットの参考になさってくださいね!

生徒さんの中には、3点ご注文されたかたも。インテリアとしてつなげてアレンジしたいそうです。いろいろなカタチになるからこそ、楽しみ方もいろいろ。

日常のちょっとしたアイテム、お花関係のものでなくても、アイディア次第でいろいろな楽しみか発見できそうです。一般的なフラワー教室は器に花を生ける、生の花の代用としてのアレンジスタイルを多くみかけますが、アトリエレモンリーフでは、既成の概念にとらわれない、ご自身で探す、発見する こんなことはどう?とチャレンジするスタイルも育んでもらえたらと願っています。臨機応変な楽しみ方や、手法を知ると、断然、暮らしが一層たのしくなりますよね!

これからも たのしい体験をみなさんと共有していきたいと思っています。
どうぞお楽しみに♪ それではまた

ご不明な点はいつでもご連絡ください。お問い合わせは
お読みいただきありがとうございました。
アトリエレモンリーフ 影山

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