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花嫁さんから届いた1通のメール。いただいた御希望は、ご両家のお父様お母様に御二人からなにか記念に残るものをプレゼントなさりたいということでした。ずっと残るものとして、アートフラワーで、それを手作りで、ご自身と彼と二人でお願いできないでしょうか?とご相談いただきました。 ご新郎様もお作りなる?正直なところ、ちょっとびっくりしました。ご結婚ではブーケなどのご注文頂くことが多く、このようなケースは初めてだったからです。 でも私には全く迷いはありませんでした。男性にお花のご指導させていただけるなんて、初めてでとっても楽しみでした。ちょっと緊張しちゃいそうですが・・・。そこは花嫁さんが明るくて、とても笑顔の多い方なので、安心していました。しかもB型同士。初めてお会いしたときから、理屈ぬきで意気投合、一緒に式まの楽しいカウントダウンが始まった気がします♪初夏のころ初めてお会いして秋のお式の日まで、あっという間の月日でした。 |
花材は花嫁さんと一緒に選びました。お店のお花畑で花嫁さんにイメージをおっしゃっていただき、直感で、どんどんチョイスしていきます。選んでは合わせての取捨選択。花嫁さんの御希望に一番イメージに近い、よりすぐりのお花が残ります。このような作業は日程をあわせて、花嫁さんにも、お出でいただくことになりますが、お時間はかかっても、花嫁さんご自身もご覧になって選べます。ご本人が納得されたたお花をご用意することが、なによりと思っております。 下のお花は追加のオーダーでいただいた、ダズンブーケです。ロマンティックないわれがあることを花嫁さんから教えていただきました。男性がプロポーズするとき、一輪づつ花を摘んで、花束にしたものを女性にプレゼントします。女性は結婚を受けるのであれば、そのなかの一輪を男性の胸につけてかえす。それがブートニアの始まりともいわれているそうです。 あまりにも綺麗なダズンブーケ。演出のあと、この花束は花嫁さんの妹さんへのプレゼントとになさるご予定を伺っております。いつも家族思いの花嫁さん。あたたかなご家庭にお育ちになったご様子がうかがえます。
そして下のリースは御二人で制作されたご両親へのプレゼントです。はっきりしたピンク系が花嫁さんのお好みでした。そこにご新郎様の御希望の色も加え、華やかなウェディングにぴったりな下のようなアレンジになりました。ひとつは私が見本として途中までおつくりし、あとのひとつの制作と、全部の仕上げを御二人にしてもらいました。 ご新郎様にお会いした印象はとっても、飾らない好青年。花嫁さんをとても大切にして愛してらっしゃる気持ちがつたわってきました。ご新郎様は、もちろん、生まれてはじめてのお花体験、花の葉っぱを束ねて、ねじって、テーピングして・・、リボンを作って、・・ お忙しいのに慣れないものを一生懸命作ってくださり、もうすべて誰のためって、花嫁さん以外ありませんよね!。 そんな御二人の門出のお手伝いをさせていただけたこと本当に光栄に思っております。最終チェックは私の責任において、させていただき、すべて完了です。あとはその日を待つばかりです。 |
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今回、御二人にお会いできて、また御二人をみていて、自分の結婚式の日を思い出させてくれるような、素敵な時間をすことができました。とっても楽しかったです。ありがとうございました。結婚式っていいですね〜。こちらまでHAPPYな気持ちになります。Jさん Yさん、どうぞおしあわせに。 | |