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【モスフレームのグリーンアレンジ】

           
花材:モスフレーム 大 小 葉物 (数種類)
   
――ポイント――
・ モスフレームはひし形に下げたり、大小くみあわせたり、いろいろなスタイルが簡単に作れます。
  さわやかなグリーンテイストを好みの形で楽しみましょう。
・ フレームの角を3箇所しっかり見せることですっきりした仕上がりになります。
・ 花材を寝かしすぎるとフラットな仕上がりになるので、ややすこし起こしてふんわりつけましょう。
 フレームの外側、内側にも花材をいれることで立体感がうまれます。

★作りかた

(1) 大小のフレームに対して、お好みで使う葉をわけます。
   メインにする花材と足元に添える葉、流れとしてそえるもの、間をうめていくものなどで、組み合わせをきめます。
(2) 選んだ花材をさらに小分けにしましょう。
(3) まずは大きなフレームから。基点になる角とどこまでを葉で覆うかを決め、バシルの枝をフレームにさします。
    ぐらぐらするときはUピンで押さえましょう
(4) 基点にメインの花材をいれ、その足元に添える葉さし、流れをだす花材であいているスペースにいれていきます。
(5) フレームの内側、外側もチェックし、仕上げにで、さらに立体感のでる葉を追加します。
(6) 小フレームも同じ要領でつくります。
(7) 仕上げにモスの足りないところに適宜 モスをはりつけて完成です。
(8) フックを好みの位置につけましょう。

★花ドリルの壁掛けアレンジ・フレームにファイルしましょう。

こちらはバシルです。しっとりしていて、びっくりする感触。まさにアーティフィシャルの進化を感じさせる花材。
使いやすいように小分けにしましょう。

綺麗にブーケになっていたと思いますが、ためらわずバラバラにしてくださいね!束ねていあるヒモはそのままカット、結束バンドやワイヤーが隠れています。
アレンジは1ポイント、でも、対角でも、どのようにしてもOK. こちはサンプルのようにする場合です。バジルの先端をどこのあたりに出したいのか、決めましょう。

それがデザインの一番先端となりアウトラインにもなります。先にアウトラインがきまると、あとはメインとの間を埋めればよいので大変作りやすくなります。

★モスが最初ぽろぽろ落ちますが、ある程度落ちると落ち着きます。触わらずに、飾るだけでしたら、落ちてこなくなります。
チョットご提案
バジルで対角で回転をくわえるようなのも素敵。

またはスクエアフレームは大小あるので、組んで一体型にして、オブジェのようなスタイルで、リーフをつけていってもグッドです。フレームを組む時もこのUピンで固定します。付属で足りないときは24番ワイヤーをご用意ください。
 
バジルをとめてから、正面にもちあげてみてください。おそらく、前にたれさがってしまうのでは?そんなときは ワイヤーをUピンにして前からさして、貫通させ 後ろで留めます。
こんな風。コツはなるべく根本のほうでおさえるようにしましょう。バジルの上のほうでとめると、押しつけられて、かえって平面になってしまうので注意しましょう。
三つのバジルをつけたところ、このうち一つをとっておいて、小さい方につかってもいいと思います。

アーティフィシャルの花材の構造を利用して、葉っぱを上下にスライド、二つにわけてつかいます。。
  下の方の茎は1センチくらい頭が出ていればOKです。

抜けてしまいそうなときは、グルーでとめておきます。
こちらも二つなりますね。葉として使ってももOKですし、全部ワイヤーから抜いて短くして使うと お花のようにもなります。
シダなどは、トップだけはずして、ワイヤーに挿してつかうこともできます。この葉っぱ、一本が入るだけで、変わるからアレンジって不思議ですよね。
反対にすくない葉は上にスライドしてあつめると多くなります
先端だけカットして仕上げにつけるように、とっておくのも手です。とくに左の花材は花の部分も高さがあるので、高低を調整してつけています。
こちらも上下カットします。下の方はさらに葉だけをきりとって、直付けに。赤い茎はあってもなくても。
アクセントとしてなら、一本、一本つけるととてもキレイにできます。花材の切り分け方は以上です。これ以外の花材も同じ要領で使えます。

こんなふうにアーティフィシャルの葉は変幻自在。いろいろ工夫してつかってみましょう。そのまま挿せそうなもの、そのまま付けられそうなものが多く、ほとんどワイヤリングは不用。

制作工程はシンプルにスッキリでいきましょう。

グルーもまちがったら、はがせばOK.ただ無理に引っ張ると、ずるずるいろいろなものがでてきてしまう時は根本でカットしましょうね。
左下角にくるメイン花材を選びます。小粒の実が付いているものが2種類(紫系と緑)ありますね。私は紫の粒粒を角のメインにしてみました。

花材はグルーで直付けです。

次に、メインの足元にくる柄の葉を選びます。サンプルでは紫系の葉を選んでみました。

緑の柄もありますので、どちらでもOKです。ただ柄と柄同士の葉は近くにおくと、うるさくなってしまうので、どちらか一つがいいと思います。
角の部分、こんなふうです。葉は前に突き出る様なのもいれながら、立体的に。そのあと流れを出す花材を選びます。わたしはシダにしました。

先ほどのバジルとの間を流れを出すように埋めていきます。

モスが足らない場所をあったら、はりつけてとめますが、メリハリをつけるために、素地がみえているところも残しましょう。涼しげな雰囲気になります。
 
完成サンプルです。

ポイントは写真のように、三つの角をみせること。
スッキリ見えます。フレームの前面に花材がほぼ、はいったら、それ以上はてんこ盛りにせず、脇や内側もいれましょう。ボリュームと奥行がでます。

流れをシダで出し、そのあとアクセントにセンセンした葉っぱをプラスしています。小さい方も、同じ要領でつくってみましよう。大きいほうをつくって、8割方できたら小さい方へ、そしてまた大きい方に戻る、花材も一つの花材を一気に全部つかうのではなく、少し残るくらいでやめて、次へ。花材も巡回しながらつくるほうがバランスのよいアレンジができます。ご飯をいただくときと一緒ですね〜。ぐるぐる食べのように。

すべての工程をよみすぎると頭がいっぱいになります。あくまでも困ったときのご参考に。(^^)
自分流のアレンジ、是非楽しんでつくってみてください♪  アトリエレモンリーフ 影山さちこ


教室の風景から、 いろいろなアレンジができました〜!
教室にいらっしゃるような空気が少しでもお伝えできたら嬉しいです。イメージできますように♪



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