通講座のみなさまへ こんにちは アトリエレモンリーフ 影山です
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(2015年度 9回)

スイングデイジーのスタンディングブーケ   
          
花材:ローズA、イングリッシュローズーA、デイジーA、ミニローズA、
リボン、手作りステム(自宅でご用意頂くもの 、輪ゴム 3個、ビニールテープ何色でもOK) 
※ A−アーティフィシャル P−プリザーブド D−ドライ

――ポイント――
・ ドライや生の素材ですと立たせるために、茎をスパイラルにするのですが、アーティフィシャルは少量の花材でもワイヤーを外に広げて、立たせることができるのでとても便利です。
  ・花のシルエットをつくる時、片手がうまってしまって難しく感じたら。輪ゴムを補助に使いましょう。
・ デイジーは揺れる動きを生かすためやや、高めに入れましょう。
・ 壁掛けにしたいときは二点でつると下げることができます。

作り方

  1. バラの葉はとりのぞき、枝分かれしている花は小分けにして、一本、一本ステムをつけます。
  2. バラを全部片手でもち、デイジーは一本だけ中央に、あとの5本で外側を一周します。片手で難しいときは、輪ゴムをかけて、補助をさせながら、花を上下、移動して、ブーケのシルエットをつくります。
  3. 花の位置がきまったら、ビニールテープで固定します。茎全部を好みの長さにカットします。足をひろげて、外側のなるべく太い茎で立つように調整します。内側は長いたちません、やや短くカットしましょう
  4. 茎の足りない部分に手作りステムをさしこみボリュームを添えます
  5. 残りの葉をワイヤリングして、ブーケの根元にさし、ビニールテープをリボンで一周、隠します。グルーでとめます。のこりでリボンのカタチをつくり、グルーでとめつけ、リボンの中央に、カラマツをはります

★定期の方は花ドリルの「自立するアレンジ」のページにファイルしましょう。

ご質問 info@lemonleaf.jp
アトリエレモンリーフ 影山佐知子


みなさん こんにちは
まだ寒い日もありますが、御元気におすごしでしょうか?
花粉症は大丈夫ですか?関東は3月にはいり急に温かくなり、
レッスンにもマスクでいらっしゃる方が増えました。
ついにわたしも・・市販の薬でなんとか乗り切っています。




ハイ!では、さっそくレッスンに入りましょう!

全てのバラ、3種類を枝別れしているお花は切り離します。ふとい茎には一つの花だけつけておいてくださいね。

葉は全部カット、後で使います。葉をとったあとの突起やの刺など ごろごろしている部分はすっきりさせましょう。束ねるときにひっかかるので。
切り離した花のこのような刺もカットします。

すごくリアルにできていて、とるのも・・とおもいますが、今回はおもいきって、すっきりした茎にします。




切り離したお花は添え木してテーピング、すこし花首からひかえて巻きます。ワイヤーと重なる部分だけでOKです。

花首のすぐ下から巻くと、テープがみえやすいので注意しましょう。、
デイジーは一番したの葉でだけ 抜くか切っておきます。突起はカットしてください。


本体の茎には一つの花を。切り離したバラには全部一本づつ茎をつけます。
全部をザックリたばねます。このとき、全部のバラをドーム型にして 中央に一本デイジー、まわりに5本 デイジーで囲むようにします。デイジーは高めに入れます



上のような方カタチにもてた方は(A)にとんで
そのまま 御自宅にあるビニールテープでまいてください
なかなか 片手で調整できなときは 輪ゴムを三つとも、どこかを切って、紐状にして、まとめてもちます。
先ほどの花束に米結びでしばります。このとき、しっかりひっぱってキリキリにしてくださいね。
もし輪ゴムがきれたら、 もう一度トライしてください。4本でもOK、輪ゴムが補助になってくれて、アレンジしやすくなります。
輪ゴムをした方は 花をスライドさせて好みの高さ、配置にします。

サンプルはバラはドーム型に デイジーは一本だけ中心に、あとは取り囲むように入れました。

デイジーはバラよりもぐんと高くいれたほうが、揺れる動きがでて素敵ですよ




A)
お花の位置が決まったら、ゴムの少し上、にビニールテープを2周、しっかりひっぱって巻き、ゴムをはずします。できるだけ、テープの一はハイウエストのほうがたたせたときに綺麗です。
立たせたい好みの長さにカット。茎のゴムの部分はペンチは刃がたちません。ハサミで切りこんでからペンチをつかいましょう。ペンチで跡をつけて、簡単に手で折ることもできます。
サンプルはこれくらいの 長さです。
もっと短くてもキュートすし、高さがあってもスレンダーで素敵ですね。


もし残った茎で、長いものがあり、使えそうであれば混ぜましょう。テープでまきます。




では たたせてみましょう!どきどき〜

思い切って広げて茎を湾曲させます。
立たせるコツは外円の茎 3〜4本で立せます。
できるだけ太いもので。

まだテープでしか固定していないので、ゆっくりなら上下もきます

サンプルは矢印の3本だけでたたせています。他の軸はほとんど浮いている状態です。内円にある茎は着地しない程度にカットして調整します。





添えて 2〜3周巻いたところです↓
ぐらつくときは 太いワイヤーを二本半分にしてテーピング。上記の支えの軸に添えます

長いときはカットして、支えの軸に添えるように下からさしこみましょう。テープで巻いているだけなので、中心の花材はまだ 動きますし、テープについている茎もゆっくり押し引きできます。

画像の指でもっているあたりを テープで2周くらい巻き、合体させます。

立つようになったら、茎の間をグルーで固定します。無理やりいれこまず、グルーが目立たず、注入できそうなところに入れましょう。
足元をさらに 重厚にするために、割りばしにテーピングしてダミーの 手作りステムをつくります。これは支えではなく、本数を多くみせるためのものです。見映えがぐっと安定してみえます。

不用な方は作る必要はありませんが、足元がすかすかな時など、、ボリュームをつけたいときに便利です。
長さを調整した割りばしの手作りステムを、大きく空いている穴に下から挿しこんでグルーでとめます。このとき、挿しこむのは外側ではなく中心です。割りばしの足はすこし浮かせます。長いとまた立たなくなってしまうので気を付けましょう。

立たせる軸は外円の3〜4本で。


又がけで、リーフにワイヤリングします。テーピングはグルーがつかないのでしません。

テーピングするのであれば、見えそう部分の根本のみでOK.挿すときに適宜、ワイヤーは3センチくらいにカット
葉の表が外にむくように、一周入れます。




ビニールテープが隠れるように リボンをまき、残りのリボンをつくり、グルーでとめます。

今回のリボンは裏表があるため、今回は簡易タイプの作り方で。前でクロスさせた状態でリボン型をつくり、そのままワイヤーで真ん中をしばり、中央にはは花や、実をとめています。











生徒さん作品の一部から





すぐに立つクラスもあれば、バランスに苦労されるクラスもあり、ケースバイケースでした
立つ瞬間には、教室に歓声があがります(^^)/。

★いちばん気を付けていただきたいのは、調整していて、どんどんカットして短くなってしまうことです。最終的にはすこしづつカットして調整しますが、その前に、もしわからなくなったら、まず、全部をひとまとまりにもどしましょう。改めて湾曲させながら、どの茎で支えるか、外側の3〜4本を決めます。長いものは外にむかって湾曲させれば短くなり、内側にもどせば長くなりますね。

安定感を出す、割りばしの手作りステムは湾曲しないので、外側よりも内側に。

立たせるために追加したり、添えて補強するのであればテーピングしたー太いワイヤーのほうがおすすめです。

ご不明な点はいつでもご連絡ください。。
お読みいただきありがとうございました。
アトリエレモンリーフ 影山


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