通講座のみなさまへ
こんにちは アトリエレモンリーフ 影山です
いつも通信講座にご参加いただきありがとうございます。

教室ではご指導してはじめて気づくことがたくさんあります。生徒さんにとって難しい箇所、、質問がでたこと わかりやすい説明の仕方など。

そんな教室現場のエッセンスを吸い上げ、一番濃く、ベストな状態をウェブレシピに反映してお届したく思っています。発送時期が通常レッスンのすこしあとになっているのには、そんな意図がありまます。


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お問い合わせ先はお手元の作りかた(B5サイズ)にございます


(2017年度 第2回 )

  サマーツィギーブーケ・アレンジ    
     
花材:オーキッドA、アジサイA デイジーA スカビオサA 
二ゲラA 涼風小花A、ツイッグA 
A=アーティフィシャル P=プリザーブド D=ドライ
細めのビニールテープをご用意ください


――ポイント――
・ アーティフィシャルならではのダイナミックなシルエットを楽しんでみましょう 先端の美しさがポイントです。飾る角度は自在。
・ ツイッグは工夫次第でさまざまカタチになります。立体的なアレンジで空間を捉えましょう。テーピングは手のひらに収まる範囲に。エリアをきめるとテープが目立出ず綺麗にできます。

作り方   
(1) ツィッグの半量づづを先端を不揃いにして、直径20センチ程度の輪をつくり束ねます。
(2) オーキッドとアジサイをややたわめて、オーキッドとアジサイを10センチ程度ずらして、重ねて二か所、ビニールテープでとめます。
このとき、テープのゾーンはあまり広げず一定の場所にましょう
(3) デイジー、フリルスカビオサも好みの位置に重ね留めます。
(4) 二ゲラは花の表情をみて、重ねて留めます。
(5) ツイッグで花の束をサンドイッチし、ワイヤーでしっかり固定します。
(6) ツイッグの後ろ側の輪の3枚は大きくスライドさせます。前は輪三枚は起こして立体感を出します。前後の輪がナチュラル感を出す為、輪のラインを曲げたり、反らせたりして、でこぼこにします。
(7) 持ち手の部分にあるツイッグ6本は茎にねじ掛けます。
(8) 涼風小花や、葉を足元にグルーでとめて、でツイッグのワイヤーをかくします。ツ
(9) バランスをみて、フックをつけて完成です。

★定期の方は花ドリルのバリエーション1の「スワッグ」か
5の「ブーケ」のページにファイルしましょう。

ご質問・連絡先 info@lemonleaf.jp
アトリエレモンリーフ 影山さちこ

 


 
こんにちは
今回はAtelier Lemonleafが最も得意とする 動きと空間をとらえるアレンジです。思う存分、ダイナミックにつくりましょう!ツィッグバンドルがはいると、ぐんとアレンジが大きくなり、作品がグレードがアップするのを感じていただけるのではとおもいます。

とても箱にはおさまりきれないこのようなアレンジは絶対に市販にはありません

伸びやかなアレンジは手作りした人だけのアドバンテージ!一般の人はこのような花のインテリアの存在をしらないので、ギフトとして差し上げても、本当に感激してくださいます。
20センチ程度の縦長の輪をつくりましょう 

先はあえて、不揃いにしておいたyほうが、かっこいいです 
 しっかりクロスせてとめましょう
 ビニールテープをカットして、先に用意しておくと便利です。
 お花もたくさんみえる面を自分にむけて、右か左にたわめます。(曲げすぎるとは花のヘッドが重くてラインが垂れるので注意~)

オーキッドとアジサイをずらして留めます

ずらし加減はお好みでOK!
スレンダーで大きなアレンジにした方はたくさんずらし、ふっくらコンパクトがいい方はたくさんかぶせればよいですね。

サンプルと同じ程度を御希望でしたら約10センチずらましょう。
 
一か所テープでとめますが、できるだけ、お花がたくさん正面をむくようにとめます。

壁にかけたとき、茎ばかりみえないようにするためです。

ただ全部を正面にむけるのはむずかしいです、だいたいで大丈夫ですヨ


 


ビニールテープはしっかり引っ張って巻きましょう。のびる部分でホールド力がでます。ゆるくまくと、お花が回ってしまうので注意。

アジサイと、オーキッドの枝は長いので安定させるため 10センチほど下がったところもテープで巻きます。
 スカビオサの下の葉は手に引っかかるので、先にとっておきます。とったあとの軸がでていたら、それもカットしましょう。手にあたって痛いので。
 デイジーをふんわりひらき、
好みの位置にかさねテープで巻きます。



全体のシルエットのコツとしては、手元の方に花材をいれてもOKですが、集中すると 団子状態になり、窮屈そうにみえてしまうので、時には少し飛ばして、いれてみましょう

あるいは、欠けがある空間をみつけて、おいていくとキレイにみえます。
 スカビオサをかさね、
 二ゲラは2本ありますので、両方正面向きだけでなく、1本は上にしてつかっても素敵です。
 一本目の二ゲラは、ここにあったらいいな~とおもう場所においてみました
 二本目は上のほうが、カーブが欠けてみえたのでそこに、おいてみました。

一本づつ、ビニールテープでとめます。
1本づつの、 テープを巻く範囲は手のひらで隠れるくらいのエリアに集中させましょう。あとで隠す為。
 マットなフローラルテープで、まきます。ビニールの艶がきえて、ほとんどわからなくなります。

フローラルテープは最初に全部引っ張って、伸ばしてから使うと、よくくっつきます。
 さて 先ほどのツイッグの出番です!カーブしている花たちの後ろに輪がみえるようにおきます。
 次に手前にもおきます。
   図としては この位置関係で、間に花束が挟まっています。ツイッグの足はほぼ、90度の角度。
ワイヤーで固定して、 三位一体にします。





このときツィッグを下の方につけてしまうと、間延びしたアレンジになりますので、手元の花のぎりぎり際につけます。

このとき花がおされても気にしないでくださいね~
あとで、ツィッグはフンワリひらきますから。。

まずは3つを全部まとめ、手が空いてから、クロスに又がけするなどしてしっかりて固定します

ワイヤーは何周もぐるぐるまくよりも、2周程度でいいので、しっかり隙間がないよう、きりりとネジリましょう

ねじったら開いて、カットしておきます。開いておくと巻戻りが防げますし、切り口がいたくないのです。



  


 固定できたら、背面の三つの輪は重ならないようにひとつひとつスライドさせます、

手前の三つの輪はひとつひとつおこします。

後ろも前もひらいたら、にゃっと湾曲させたり、ねじったりして、ナチュラルな弦の表情をつけましょう

両サイドの(黄色い矢印)のツルもくるくるっとしたり、前や後ろに張り出させて 自然の表情をつけます。→
 花のヘッドもワイヤーがはいっているものは、自在に角度が調整できます。

仲間が同じ方向にばかりむいていたら、すこし変化をつけましょう。
 持ち手の方にあった6本のツルは 2本くらいづつ、茎に間ぎつけてボリュームを出します


そうすると 茎のほうにボリュームがでることで安定感を感じさせる効果があります

ここからは下げてつくるとキレイにできます。
   フックをつくります。オーキッドの茎がしっかりしているので
好みの角度に下がる位置を探して、ワイヤーをくくりつけます。

フックの作り方はいろいろありますので、創りやすい方法でOKです。

写真はUピンにして茎をすくい、向こう側の二本と捩るタイプですが、もっと簡単に、一本で茎をすくって一度、茎の上でねじり(際でキュッと)、直径2~3センチの輪をつくり もう一度ねじってもOKです
 仕上げに 涼風小花枝を適宜カットし、手元に差し込みグルーでとめます。

三位一体のワイヤーも隠れます。

花が立ってしまうときは 矢印部分でL字にして挿しこむとスムーズです。

 
 葉も好きな位置に適宜つかってみましょう
 下から見るとこんな感じです。


完成サンプル画像











教室の風景から

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

    
ここまでお読みいただき、ありがとうございます
今回のアレンジ、いかがでしたでしょうか?

今回のアーティフィシャルはアジサイが格別で、大人気。季節限定もの。残り少なかったのですが、あるものは全部アトリエレモンリーフの生徒さん用に確保してしまいました。

それくらいみなさんにご紹介したい色でした。

またデイジーは中央がとってもシックで大好きな色です。今回のオーキッドは、花嫁さんのキャスケードの先端に大活躍してくれるアイテムでもあります。

二ゲラはくすみ、ボカシ色で、この子がいるるおかげで、色の揺らぎが生まれます。綺麗なだけの平坦なアレンジにならず、シックで大人顔の雰囲気になったのは 隠し味のおかげでしょう。

これほどアーティフィシャルの色彩が進化すると、プリザーブド、ドライと住み分けして使うことが必要です。

先月のような小さなアレンジや、箱のふたをあけたら、そこに待っているようなデザインならプリザーブドも素敵ですね。顔の近くで見るアレンジにはプリザーブドの繊細さがとても魅力的です。

一方、壁やテーブルにスタイリッシュに飾る場合は、断然 アーティフィシャルがおすすめです。色のバリエーションがちがいます。のびやかで、自然、さまざまな表情がたのしめることは今回のアレンジで体験していただいたとおりです。

さて、ドライについては!これは次回のお楽しみです。大麦をたっぷりつかいますので、次回ドライの効果やメリットをくまなくご紹介したいとおもっています。どうぞおたのしみに~

関東も梅雨にはいりました。みなさんの地域はどうでしょうか?

あつーーい夏がくるまえの、静かなひととき
のんびりすごしましょう~

それではまた 
今月も、通信講座にご参加下さりありがとうございました。

ではまた

ご不明な点はいつでもご連絡ください。お問い合わせは
お読みいただきありがとうございました。
アトリエレモンリーフ 影山

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