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通講座のみなさまへ

こんにちは アトリエレモンリーフ影山です。いつも通信講座にご参加いただきありがとうございます。

教室ではご指導してはじめて気づくことがたくさんあります。生徒さんにとって難しい箇所、質問がでたこと わかりやすい説明の仕方など。

そんな教室現場のエッセンスを吸い上げ、一番濃く、ベストな状態をウェブレシピに反映してお届したく思っています。発送時期が通常レッスンのすこしあとになっているのには、そんな意図がありまます。


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大切なお願い事項

こちらは通信講座の皆様の受講専用サイトです。デザインはアトリエレモンリーフに帰属します。他の方への転送ごご遠慮ください。


販売 レッスンなどの商用利用をご希望の方は別途御相談をお願いします。

またSNSでの作品画像を発信する時はアトリエレモンリーフレッスン作品と明記、タグ付をお願します

デザインには誠意、取り組んでおります。

皆様との信頼関係を大切に育みながら精進してさせていただきたく、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

アトリエレモンリーフ 
影山さちこ



(2020年度 第10回)

ユーカリとアザミのバスケットアレンジ

花材:ユーカリブーケ2束A ホワイトユーカリA、ネリネA アザミA カスミソウA ユーバトリウムA レースリボン 
ボンドを御用意ください

――ポイント――
・カゴアレンジはフンワリ作るためには思う以上に花材が多く必要です。基本のシルエットはS字、ひし形、三角形など様々。最初にトップとアウトラインを押さえ、あとは中を埋める様に作るとデザインも決めやすくなります。

・バスケットアレンジは後から入れるものほど、引き立ちます。7割程度まではまずベースづくりをします。

・詰め過ぎは禁物、一本、一本が根本までたどれるようなイメージで。

作り方
(1) ブーケのユーカリを小分けにします。茎の切れ端で留め具をつくり面取りしたフォームをカゴに固定します。

(2) ぺんぺん草のような白い花材を対角にやや長めにいれて、中央にはユーカリを立たせます。高さは持ち手から、グー一個分はあけます。

(3) 残りの空間をふんわりドームでうめるようなイメージで、花材の長さを調節しながら、ユーカリなどの花材を9割いれます。

(4) 全体が埋まってきたら、アザミと、白ユーカリをアクセントとして小分けにして入れます。アザミはトップを越してもOKです。詰め過ぎた箇所を間引いたり、葉のラインを整えます。

(5) ネリネはグルーでもOK、小分けにしてワイヤリングしたカスミソウと、ユーバトリウムをトッピングし、リボンをつけて完成です

★定期の方は「かごアレンジ」にファイルしましょう

ご質問・連絡先:info@lemonleaf.jp 
アトリエレモンリーフ 影山さちこ
 


★資材のご購入ご案内
グルーや フローラテープ,ワイヤーはサービスにて適量をおいれていますが、もし足りなくなったり、必要なときはこちらでご購入もいただけます。

ちなみにビニールテープは PVCテープで検索するとでてきます。ページはこちら


紹介コードどうぞご利用ください 500円の割引クーポンが使えます
紹介コード QA103182 

★あるいは事前に、リクエストいただければ、次回の花材に同梱することも可能です。花材と費用は合計させていただきます




こんにちは

御元気ですか?だんだんと春らしい日もふえてきました。

今回のアザミとユーカリのバスケット、ワイルドフラワーたちをお楽しみ頂けたら嬉しいです。

では早速参りましょう!

カゴのビニールととって 角を軽く面取りしたフォームを固定します  


フォームを固定するための、アイテムをつくります。3センチくらいの棒がはいっていますので、写真のように2~3回巻きつけてください。

フォームを貫通させて、さらにカゴの編み目をまたがせて裏面でしっかり引っ張って、ねじります。

ねじり止めたワイヤーや開いてカット、カゴの裏面に絡ませておきます

ポイント
この留め具の方法を覚えておくと、とっても便利です。ご自宅の割りばしなどでもOKです。        
 花材を準備します
大小で束になっているユーカリ花材は麻ひもの上でカット。さらに小分けにします。

最近の花材はこのようになっている物も多く、とても便利です。いろいろ入っていて、お得につかえます。
   
 ふと枝から外します
 

 長い枝は二段にします
 ボンドを御用意ください フォームには1.5~2センチくらいはいればOKです

それ以上押し込むと以上ですと、あとで、フォームがぐずぐずになるのであらかじめ茎の長さをカットして使いましょう。


 デザインは自由です。

ここではサンプルのようなメリハリタイプの作り方をご紹介します。

ポイント
最初にアウトラインを決めます

両サイドとトップの花材を選びましょう

花材(ぺんぺん草)か、またはユーカリを長めにさします。

この長さで仕上がりの大きさがきまるので、御自身のアレンジの大きさをきめましょう。

この先端のアウトラインになります

 両サイドに長めの花材を指したあと、アウトラインができたら、こんどは、トップをいれます。

ぐー一個分くらいをあけます。そうすることで 圧迫感がなくなります。

ポイント
持ち手の下まで埋めてしまうとみためが苦しくなるので注意しましょう 


これでトップ、両サイドの点が定まりました。あとは、このラインから出ないようにドーム型につくればOKです。


   完成でめざすはこのシルエットです。上から見た図

出るところと、控えるとこををしっかりつくります

このレイアウトですと、左の出ている花材のところは、花材もり出します、控える方は、カゴの淵からすこしでるくらいにしましょう

全体的に均等に丸いアレンジは、ポイントぼやけてしまいがちですが、このようにつくると シャープでメリハリあるデザインになります
 長すぎる花材は二段にするなどして加減しましょう
   挿す部分はすっきり落としてから、ボンドをつけてさしましょう 落とした桃はまとめると小束になります。  
 
 
 
小束にしたものは、足元隠しなどに。
 
 
 
 
   
白いススキのような素材はある程度まとめた方が存在感がでます  
 
 
 

花材を適宜、調整しながら、ユーカリの束の花材で全体をドーム型にします。

全体のベースを作りましょう

隙間があっても大丈夫です。詰め過ぎには注意しましょう

足元もときどきチェックししましょう。
      


 
 

全体がドーム型になったら枝の分かれ目から小分けにした白いユーカリをいれます。

3つにわけ、さらに入れたい場所に応じて、長さなど小分けにします。 

 ユーカリの先端が薄ピンクでとても綺麗なので、見せたい場所に入れましょう
 
次にアザミをカットし好きな場所にいれましょう

ポイント
主役は最初に決めたトップの高さを越えてもOKです、

お気に入りの場所をさがしてみてくださいね!迷ったら対角にいれるとキマリます。


 後ろは壁なので、という方もいらっしゃいますが、それでも、トップの向こう側も、ドームのように下がるようにつくります。

そうすることで、前から見て奥行感が出ます
小花たちも小分けにしてトッピングしましょう。

軽いネリネ(上の花)はグルーでつきます。

下のユーパトリウムはそのまま挿せるものは挿し、高さが必要なものはワイヤリングします
   
 
 
ポイント

ユーパトリウムは紫陽花のように、平たくさいているので、平面になりがちなときは、すこし切り取って上にのせてると、凹凸がでます
 
 好みで、ネリネをまとめても インパクトがでます
   届かない花材はワイヤーを1/2にしてワイヤリングしましょう。

ぐんと高さを出したい時はワイヤーを1本つかいます。
カスミソウは そのまま挿すか あるいは引き抜いて キャップをカットしすっきりさせてワイヤリング しましょう グルーで花材の上にのせてもOKです


 花は上部や正面だけでなく、淵やへりにこぼれるように咲かせるのも、テクニック。綺麗です
 
 教室の様子    
全てお花が入れ終わったら、リボンをつくり、グルーで貼り付けて完成です。

リボンのタレの部分だけを切りとって、ふんわり持ち手に貼り付けるなどしてもOKです。 




















一部ですが生徒さん作品から

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



















 

~TEA TIME~ 

いかがでしたか?

意外にむずかしいのが、詰め過ぎにならないことです。一本一本が足元までは追えなくても、きっと根本まで続いているのだろうなぁと感じさせるアレンジであることが大切

特にユーカリは丸い葉なので、重なり合うと蓋のようになってしまいます。そんな時は抜かずとも、丸い葉をカットしてみましょう。そうすると奥に空気がはいります。

詰め過ぎは固いアレンジにみえてしまうのです。

今日はここに重要なことを書きますね!

チェックポイントは出来上がったアレンジを窓にかざしてみましょう、そのとき木漏れ日のようにチラチラと小さな光がアレンジ全体にみえるなら〇です。

カチカチのアレンジは光すら通しません。

よく母の日など、ずらりと並ぶケース入りのお花をみかけるでしょう。あれは詰め詰めお花です。なぜそうなるかというと、足元の花材を節約する為にデザインされた商業ベースのアレンジなのです。

ほとんどのお花が器のすぐ上にメインのお花があるのも、花材節約のため。

一般の方は、そんな母の日のセールの時ばかり、お花の姿をみているので、それが在るべきarrangeのスタイルだと誤解しています。なんと、それはお花の先生までも。

でもちょっと待ってください。

外のお花を見てみましょう。そんなに市販のアレンジのようには きつそうに、混んで咲いていないですよね、ふんわり心地よさそうです。

私は手作りだからこそ、自然界のように、風を感じるアレンジがあり、それは御自身で手で表現できることを、みなさんに実感してほしと思っています。

手作りくらい、ちょっと贅沢に花材をつかってみましょう。それは時間をかけてみなさんが、お花と向き合うひとときがあるからこそ 叶うことでもあります♡

Atelier Lemonleafのみなさんは、ふんわりと心地良いアレンジがあることを知っておいてくださいね!

さて、次回はとってもおしゃれなハウスボックスアレンジです。どうぞお楽しみに
ではまた


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お読みいただきありがとうございました。
アトリエレモンリーフ 影山
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