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通講座のみなさまへ

こんにちは アトリエレモンリーフ影山です。いつも通信講座にご参加いただきありがとうございます。

教室ではご指導してはじめて気づくことがたくさんあります。生徒さんにとって難しい箇所、質問がでたこと わかりやすい説明の仕方など。

そんな教室現場のエッセンスを吸い上げ、一番濃く、ベストな状態をウェブレシピに反映してお届したく思っています。発送時期が通常レッスンのすこしあとになっているのには、そんな意図がありまます。


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大切なお願い事項

こちらは通信講座の皆様の受講専用サイトです。デザインはアトリエレモンリーフに帰属します。他の方への転送ごご遠慮ください。


販売 レッスンなどの商用利用をご希望の方は別途御相談をお願いします。

またSNSでの作品画像を発信する時はアトリエレモンリーフレッスン作品と明記、タグ付をお願します

デザインには誠意、取り組んでおります。

皆様との信頼関係を大切に育みながら精進してさせていただきたく、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

アトリエレモンリーフ 
影山さちこ



(2021年度 第9回)

球体フォームを使わないドレッシートピアリー^

花材:バラA、アジサイA、実A、小花A スイートピーA,、レースリボン、器、(Aはアーティフィシャルフラワー)

――ポイント――

・球体のフォームを使わない、トピアリーの作り方をマスターしましょう。花弁の高さがバラバラでも自在に表面の高さを合わせられます。

・一番多い花材を基点(完成の大きさの目安)の花材にしましょう。

・茎は集めて使うことで、アレンジに安定と重厚感が加わります。
 
作り方

(1) アジサイ2輪づつ とスイートピー2輪づつをワイヤリングとテーピングします。バラはガクをめくってワイヤリングとテーピング。

実は5~6にわけて、ワイヤリング、テーピングします。

(2) アジサイを3本、同じ長さの半径で10時 12時 14時の角度にし広げてまとめます。これを全部で4セット。

同様にスイートピーも2セットつくります。

(3) その束を3セット合体させ、もうひとつも3セット合体させ最後に全部ひとつに、あわせます。中心から球体に広げます。

残ったテーピング済みのスイートピー、アジサイは調整にとっておきます。

(4) 好きな位置にバラ、実を入れ高さを合わせて。持ち手に止めます

(5) 残ったスイートピーまたはアジサイを持ち手の真下の穴が隠れるように下向きのU,におり、さしこみ持ち手にとめます。

(6) 茎をあつめ、長さをそろえ輪ゴムでまとめ、組んだ花をさします。上と下にワイヤーをかけ固定し、花を下ろして上のワイヤーを隠します。

(7) 器に入れ高さを決めます。ゴムを外し、リボンの位置にワイヤーをかけてから、グルーでリボンをとめます。

白い小花をトッピングして完成。

(8) 余った花や葉でいろいろアレンジしてみましょう♪

★定期の方は「トピアリー」または「ブーケ」にファイルしましょう。

ご質問・連絡先:info@lemonleaf.jp 
アトリエレモンリーフ 影山さちこ
 


★資材のご購入ご案内
グルーや フローラテープ,ワイヤーはサービスにて適量をおいれていますが、もし足りなくなったり、必要なときはこちらでご購入もいただけます。

ちなみにビニールテープは PVCテープで検索するとでてきます。資材のページはこちら


紹介コードどうぞご利用ください 500円の割引クーポンが使えます
紹介コード QA103182 

★あるいは事前に、リクエストいただければ、次回の花材に同梱することも可能です。花材と費用は合計させていただきます



みなさん こんにちは
3月に入りだいぶ春らしくなってきましたね!

今日は球体フォームを使わないトピアリーのご紹介です。構造をマスターしてくださいね!

では早速、まいりましょう♪

花材の準備をします

バラを写真のように、一センチ程度にカット
茎をあとで利用しますので、できるだけ長くとっておきたいです。
カットすると キャップのように 茎のビニールが外れます。

しっかりついて、取れないものがあったらそのままでOKです。
この状態にします
ポイント
短い茎へのワイヤリング方法

ガクを1枚、茎の根元、ぎりぎりまでめくります。はがして下さい。

めくったところにグルーを流し込み
額を戻して、蓋をします
この状態で乾くまで おいておきます。
グルーが乾いたら、わいやrんぐします。
それぞれをねじかけてもOKです
10センチほど、テーピングします。下までまかなくてOKです。
実はこのようにカットし
摘まメル程度に茎をそろえてカットし、 写真のようにワイヤーリングします
こちらもテーピングを10cmほどします
次にスイートピーを準備しましょう。

三本入っていますので それぞれ、下から順に(大きい花から)4個カットします。

合計で12あればOKです。
スイートピーは、 茎が抜けやすいので先に、グルーで一滴で、留めておきます。

額の根元のところにシールしておきましょう。


次にワイヤーリングします。

ポイント

細かいもののワイヤリングの仕方

細かいものをワイヤリングするときは、先にUピンを作っておきます。
一緒に持ち、
片側を、ネジかけて
写真のようにします。
こちらもテーピングで10cmほど巻きます。
次にあじさいを、準備しましょう。あじさいを引き抜きます。
キャップのすぐ上を切り、 写真のような形にします

二個ずつワイヤーリングしましょう。

アジサイの構造上、短いものと長いものが出ますので、できるだけ同じ丈の者同士で、ワイヤリングするとスムーズです。
すべてに、ワイヤリングできました。
こちらもテーピングを10cmほどします。
ここから組んでいきます。

あじさいを三つ選び。 10時2と12時と14時 の角度に開いて、くっつけてテープで巻き留めます。

以下これを1セット(3本入り)とと呼びます

下まで巻かなくて3本がもくっついていればオッケーです。

ポイント

この時3本の半径が同じ長さにするようにしてください。

およそワイヤリングしてあるところから3.5~4cmです。 (ピンクの矢印)

この半径を長くすれば、大きなトピアリーになり、小さくすれば、小さなトピアリーになります。

これを6セット作ります
写真のように、各自の感覚によって、開き加減や半径の長さはまちまちになります、これも個性なので、厳密に気にしすぎなくて、大丈夫です。
この要領でスイートピーも、アジサイと 同じ半径の長さのにして、2セット作っておいてください。

(1セットは3本入り)
どの順でもよいので、紫陽花2セットとスイートピー1セットを合体させます。合計3セット

この時、3セットの半径が同じになるように中心を合わせて巻き留めます。

テーピングは最後に下までまかなくても、合体してあればOKです。
このようになります。
3セットをひとまとめにしたものを、同じ要領でもう一つ、つくりますす。
さらに、上の写真の二つを、中心をあわせて合体させます
ひとつにしました(写真はスイートピーが抜けていますが、皆さんはスイートピーも入れてあげてくださいね)
一つにしたら、丸くなるように中心から上げ下げして形を整えます。

注意

アジサイは花びらを持つと取れてしまうので。茎の部分を持って調整しましょう。
手元の部分をよく下げておきましょう。
全体がほぼ、丸く整ったら、好きな位置に薔薇を挿し、球の高さを合わせて。 手元で巻きます。
バラの位置やバラの先端ので加減で、 雰囲気も変わってきます。

すべてを丸の中に収めるのもひとつですが、バラで凹凸をつくっても素敵です。
上からさしたり、脇からさしたり。 好みの高さ、角度を作って持ち手にとめます。
自分の好みの大きさにバラをカットすることもできます。

外側の花びらを1~2周、カットしてみましょう。
バラが入ったらアクセントに実を入れ込みます。
実は低く入れすぎず、少しだけヘッドが出るようにするとアレンジに動きが出ます。
同じように手元で止めます。

お花と実が入ったろころで、全体的に半径のステムなども左右、上下して、一度丸の形を整えましょう

ここで完全な丸になっていなくてもOKです。仕上げ整えるのが一番キマリます。
手元を下から見てみましょう

半径のステムを下げてみても、穴があいてしまう時は、残りのアジサイや、あるいはスイートピーを追加でワイヤリングして、添え、穴を隠します。
手元の穴の隠し方

スイートピーや、アジサイの一本だけのものを急角度をつけて折り曲げて、穴がかくれる位置に添えてとめます。
手元の穴に下から添えているところです。

ポイント
コツは穴を隠すというより、正面から見て丸に見える位置にあればOKです。

わざわざ下から覗くく人もいませんので。
こちらはアジサイで、穴を隠しているところです。急カーブにして入れ込みます
きれいに隠れました!
茎の先端のバラバラしているところは2センチくらいカットして、先まで全部テーピングします。
バーブ2本、の葉っぱをカットし茎のみにします。
白い茎がめだつので、テープでまきあげておきます。
すべての茎をあつめて 輪ゴムで束ね、上のほうで、出ているところをカットして、20センチ弱程度に、丈を揃えます。
ポイント

お花をできる限り、中心の根元まで差し込みます。輪ゴムは写真より、もう少し下でよいです。
中心付近まで、押しこんだら、ワイヤーで茎の束の上部を縛ります。

お花をさげて、ワイヤーを隠します
下の方もワイヤーで束ねておきましょう
器に細長くカットした、新聞紙を器につめて好みの高さにします。

細長くすることで、出し入れが簡単になります。逆さにして、一か所つかめば、するすると、取り出せます。

今回の器について

2022春夏コレクションから選んだ、最新デザインです。どうぞ手に取ってお楽しみください。

徳利のように、面白い形ですよね。こうして、おしゃれなリボンをそえるだけで、なんともエレガントな表情に変わりました。


茎でとんとんと押して、高さを調整します。
このときに輪ゴム位置をずらして、リボンの位置を決めます。

輪ゴムはワイヤーに差し替えて、リボンで隠します。

輪ゴムは劣化してそのうち切れてしまうので、ワイヤーにさしかえておきましょう。
 
   
  茎に巻いたところです。

残りのリボンは器にはりつけたり、トピアリーの中につかったり、いろいろ楽しんでみてくださいね。

このリボンは高級リボンですので、張り合わせ部分は、無駄に重ねない方が、有効活用できます。 
 
白い小花をカットして、グルーでトッピングします。
ポイント
器にいれてみて、アジサイなど花材が自在にうごくので、改めて、全体のシルエットを整えましょう。

安易に埋めないことが大切。詰めすぎは息苦しいアレンジになってしまいます。

球体から大きくはみでているところは散髪します。

どうしても気になる欠けはゆっくりひっぱでみましょう。じりじりと上がってきます。

あるいは、グルーで残り、花材をのせてシルエットを調整します
のこったリーフや、スイートピーは、自由工作してみましょう。添える花束でもいいですし、写真のように輪にしてもかわいいです。

葉っぱをグルーでとめていきます。
リングをあまり大きくし過ぎないことが、かわいく見えるコツです。
残ったお花ををトッピング。
あるいは葉をトピアリーに入れ込んで、葉先をだすのも素敵です。

教室生徒さんの写真も参考に、いろいろ楽しんでみてくださいね!

教室の様子
一部ですが生徒さん作品から


   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

 


 
~TEA TIME~ 

いかがでしたか?

今月もご参加くださりありがとうございました。

今日は教室でお伝えしている大切なことを、お話します。



★テーピングについて

テーピングは接着剤ではありません。 テープで巻いてしまったら、もうそれ以上動かせないかと言うと、全くそういうことはないのです。

その概念は捨てちゃいましょう。

テープで巻いてからこそ、保持しながら、押したり、ひっぱったり出したりが可能なのです。今回のトピアリーも同じです。


★アレンジの隙間について

作った作品が詰まりすぎなのか、そうではないのか、見分けるポイントをご紹介しましょう。

日の当たる方向に作品をかざしてアレジの中に、 向こう側に、チラチラと木漏れ日のように、光が見えるか、をチェックしてみましょう。

小さなドットでも構いません。

いくつかみえますか? それが、全く見えない時は、詰まりすぎです。

ちなみに市販のアレンジはほとんどそういうアレンジばかりです。

何故だかわかりますか? それは足元花材や、間をうめる花材を節約をした、商業ベースのデザインだからです。

ふんわりデザインしたり、メインの花を花器の淵から離せば、それだけ、足元を埋めたり、間を埋める花材が必要です。

原価の高い商品をつくれば利益が出ません。

したがって、市販で母の日などに作られているアレンジは、ほとんどが器からすぐにメインの花が来ていたりします。微動だにしないカチカチのデザインです。厳しい原価計算の上に成り立つデザインです。

世間の人は商業ベース花がズラリとならぶ、光景だけをみているので、すっかり、このカチッとしたお花がアレンジ姿だと思っています。

まさかのお花の先生まで、それがアレンジだと思い込んでいる人もいるので要注意です。

目を上げて、ご自宅の周りの自然をみてみましょう、どれもふんわりしているでしょう。

足元、花と花の間どうですか?ベランダの植木鉢一つとってもふんわりしているはずです。

これこそが本来の姿。せっかくの手作りは優雅に作りたいものです。丁寧に、空気感のある、のびやかなアレンジを。これがアトリエレモンリーフのコンセプトでもあります。

その発想から今回のトピアリーの作り方も考案しました。実際、隠すものがないのですから、透け感がとても出しやすいですね。

アトリエレモンリーフの生徒さんには自然界、本来のふんわりナチュラルな花の姿を知っていてほしいと思います。

自然のように、ふんわり感を再現できる優雅なクラフトを存分に楽しんでほしいと思います。

どうかわざわざ、カチカチのアレンジを手作りしないてくださいね。


★かたちは整いすぎなくていい

今回、きれいな丸い形にならないとことで、自分を否定してらっしゃる方もいるのでは?と思います。

あなたはいかがですか?

どうかそこは、気にしないでくださいね。手作りも人間のなせる技、自然と一緒で、歪みも、いびつもありなのです。

むしろそこが味わいで、見ている人をほっとさせてくれます。

例えばリース、計ったように丸い円だと、見た感じ綺麗ですが、すごく人工的で、なんの味わいがありません、

Aiが作ったアバターも本当にきれいな人間の顔をしていますが、なんだか妙なのと同じです。

むしろアレンジは整えすぎないこと。ゆらぎやたわみありきで、そこを操ることです。形のことで、悩みは不要。

不揃いも魅力的にみせるデザインこそ素敵!ここが実力です。

ですから今日のアレンジが多少、歪んでいてもむしろOKです。角度によってちがう表情も楽しめますよね。それが素敵なんです。自信をもってくださいね



さて、今月は以上です。
お読みいただき誠にありがとうございました。

来月はロングガーランドです❤️
2022最先端のアーティフィシャルフラワー素材たち、
どうぞ引き続きお楽しみくださいませ。

 
テーピングの仕方

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ご不明な点はいつでもご連絡ください。
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お読みいただきありがとうございました。
アトリエレモンリーフ 影山
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