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(2015年 5回)

オータムバスケットアレンジ  
          
花材:ガーデンローズヒップ(バラのつる)2種
やしゃぶしの小枝、ローズ、ローズメリッサ、コスモス2種
麻ひも2種 (ハロウィーンピックはお好みでバスケットに♪)

――ポイント――
・ アーティフィシャルの特性をいかして、籠の作り方をマスターしましょう
・ 花材がごわつくときは、いったんテープでとめましょう。手があくので、その上からワイヤーでとめると作りやすくなります。
・ カゴの製作にはワイヤーは細いものを、二重にして使用。
しなやかで強固につくれます
・ 花のアレンジは正面だけでなく、多方向にも角度をつけてとめましょう

作り方

(1) つる2本づつ持ち手をテープでまとめます。(ガムテープでOK)
(2) 上の2セットを20センチほど交差させて、4本まとめてテープでとめ、その上から、ワイヤーをかけて強固にします。(ワイヤーは28番の細いワイヤーを半分も折って二重にしたものを使用)
(3) 交差させたまま4本ツルを丸くたわめて、まるい円を二つ作り、ワイヤーでとめながら傾かないように立たせます。
(4) 残りのつるの端をとめ輪にして、上からかぶせて、かごの原型にします。
(5) 持ち手と枠のつるが交差する4箇所をワイヤーでクロスにとめます。
(6) 実やツルをワイヤーでつないだり、からめたりしてカゴの形をつくっていきます。この時のワイヤーは目立たないように、1/2本のみで二重にしません。
(7) カゴが完成したら、麻ひもを巻き付けて、持ち手のテープを隠しますます。花を好みの個所にグルーでとめて完成です。

★定期の方は花ドリルの「かご」ページまたは「自立するアレンジ」にファイルしましょう。
ご質問・連絡先 アトリエレモンリーフ
影山佐知子 info@lemonleaf.jp またはお電話にて



こんにちは!
さっそく手作りのカゴにチャレンジしましょう。本当のバラのツルで作るとなると、最初に水につけて柔らかくするなど、トゲもあって大変ですが、アーティフィシャルならとても手軽にできます。

先ず、赤い実2本 黒い実二本をしっかりたわめましょう。
2〜3センチのところをカムテープなどで二本づつ固定します。
それをクロス!。今度は4本一度に固定します。ここが持ち手になりますよ〜
4本が固定したら、右と左を交互にします。赤と黒が交互になりますね。
手前の二本の両端を、持ち上げるように曲げてワイヤーで固定します。黄色い矢印のところ、このとき、ワイヤ―は「U」に半分に折り、二重にした状態でねじりとめます。

しなやかで使いやすく、強固になります。

いろいろなワイヤーで試した結果、28番の二本どりがよかったのでした。(^^ゞ
両サイドをとめたところです。やりずかかったら、最初に真ん中をとめてから、両サイドをとめてもよいでしょう。
手前の輪と向こう側の輪をとめます。
このときの輪の大きさでカゴの大きさが決まります。お好みでよいとおもいます。サンプルは直径だいたい27〜8センチです。はい、自立しました!

残った一本をできるだけ最大に大きさで円にします。先端にある実にとめましょう。

実はキャップ式になっているので、抜けないように、その部分もテープでとめます。
そして、上記の輪をうえから、真ん中まではめ込みます。これがカゴの原型ですね。

はめこむと、一端、卵のようなカタチになることがありますが、ワイヤーなので、この時点なら ぐいぐいひっぱって、いくらでもシルエットの微調整はできますヨ。
ななめからみたところです。
今度は持ち手の部分、サイドを、4か所とめていきしょう。Uピンに二重にしたワイヤーで、ずれないように、クロスかけます。クロスのかけかたは、各自にて。ズレなければOKです。

このときだんだん、縦の輪が閉じてきてしまうので、しっかり開いて留めましょう。
適度の開きが安定したカゴになります。
サイドを固定したところです。
枠組みができたところで、カゴを表面をつくります。カゴにみえるためには、中には空間にして、外側は実やツルを結びながら面をつくります。

あちこちにとびだしている実を枠にとめたり、よいしょと正面にもってきて、留め合います。このときのワイヤーは1/2で2重にしません。目立たない方がベターですよね。はずれない程度に軽くしばってあればOK,
正面の実同士をとめて面をつくるところです。
みえるでしょうか?かるく 2/1のワイヤーでとめるだけです。ここでギューギュー結ぶと、ワイヤーがめだちます。ワイヤーもツルにみえるように、表面はふんわり〜な感じでつくります。(枠の固定時はしっかり結びます)
正面のほか、脇もおなじようにして、ツルをつないで面をつくります。おちてこなければ、ワイヤーを使わず、絡めるだけでもOKです
カゴの表面ができたら、先ほどの取っ手のところも、念のためワイヤーをかけておきましょう。(こちらは二重でしっかりと)
カゴが完成しました〜、全部とめすぎず、ときにはとびだした実ものこしておくと、ナチュラルな雰囲気になりますよね。

とっての部分をおしゃれします。

グルーで3センチほど張り付け、その部分を戻るように、かくしながら、巻いていきます。のこった麻ひもはリボンをつくります。
巻き終わりは、とっての隙間にグイッと入れ込み、グルー留めます。最初のビニールテープが隠れていればOKです

黄色い矢印のところ、ここの間いに入れ込みましょう
この時点で、すごくうれしかったりします。\(^o^)/
ふつうに観葉植物などの鉢植えも似合いそうですよね〜
はい、そしてここから、お花をお好みの位置にアレンジします。

お花は適宜カットして、全部グルーでとめます。角度によって、なかなかつかない、留められないものや、ぐらぐらしてしまう大きい花材はワイヤーも使いましょう。

仕上げにテープが見えている部分や、ワイヤーがグルーが目立つ部分に、モスを少量つけて完成です。あまりどっさりつけると、鳥の巣のようにも・・見えるので注意です

バラのリーフは前に添えたり、背景においたりすると素敵です。

今回のアレンジの魅力はカゴならではの「透け感」。詰め込みすぎず、ポイント、ポイントに花をおきましょう。教室では、カゴの淵を花で敷き詰めた方、持ち手にバラを付けた方、いろいろ素敵なアレンジが誕生しました!

ご自身のオリジナルだから面白い、秋のアレンジを楽しんでくださいね!
よろしければお写真、是非 お送りください。ではまた来月♪







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