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こんにちは アトリエレモンリーフ 影山です
いつも通信講座にご参加いただきありがとうございます。
教室ではご指導してはじめて気づくことがたくさんあります。生徒さんにとって難しい箇所、、質問がでたこと わかりやすい説明の仕方など。
そんな教室現場のエッセンスを吸い上げ、一番濃く、ベストな状態をウェブレシピに反映してお届したく思っています。発送時期が通常レッスンのすこしあとになっているのには、そんな意図がありまます。
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お問い合わせ先はお手元の作りかた(B5サイズ)にございます
(2016年度 第8回 )
かすみ草のガーランド アレンジ
花材:かすみ草A、アジサイA、ワイルドローズA、
スモークベリーA フローラルテープ リボン
*A=アーティフィシャル P=プリザーブド D=ドライ
――ポイント――
・ つくると大変なガーランドも最新の人気アイテムでらくらくアレンジが可能になりました。初めての方も楽しくつくることができます。進化したアーティフィシャルをこの機会に体験してみましょう。
作り方
(1) アジサイ、ワイルドローズ、ベリーをすべて カットします
(2) アジサイは叉かげのワイヤリング
(3) ワイルドローズはツイスティングのワイヤリング
(4) ベリーをのぞく花材をテーピングーピングします
(5) ガーランドをたらして、全体のバランスをみながら、アジサイの配置を決めます。場所がきまったら、中心をはしるツルにテーピングした茎を巻きつけます。アジサイはひらひら感が
素敵なのでかすみ草のなかにいれこまず、花びらが頭一つ見える位置にしましょう。
(6) ベリーとワイルドローズはかすみ草と同じくらいの高さにとめます。
(7) 仕上げにリボンをつけて完成です
★定期のご参加の方は花ドリルの「ガーランドアレンジ」のページにファイルしましょう。
アトリエレモンリーフ 影山佐知子
さて、今月は人気のかすみ草のもガーランドです。ガーランドは花綱を意味します。本来ガーランドは後退しながら一束づつ長~くつなげていく作業があるのですが、今回はその部分はすでに完成している簡単ガーランドです。
初めてもかたにも、負担なくダイナミックはインテリアが楽しめるのがメリットです。花材は90センチサイズの方と180センチサイズの方では分量がちがいます
写真は180センチの材料です
アジサイから小分けにしていきましょう
ワイヤーを1/2にカットし、アジサイに又がけでワイヤリングをしたあと、ワイヤー部分をテーピングして隠します つぎにバラも全体の長さを7センチ程度にカットし1/2にカットしたワイヤーでワイヤリングします。 ワイヤリングとテーピングをしたところです 長さはこれくらいあれば十分です。 実はそのまま使います 準備ができました!
かすみ草は輸送のため、ギュッと絡まっているので、ふんわりほぐして空気をいれてあげましょう。
触っているとかなり白いかけらが、ポロポロしますが、完成後は、触れないようにすれば落ちませんのでご安心くださいまず最初に全体にアジサイをちらして 色のバランスや距離感をきめます。机のうえにおいてもいいです、180センチの方は壁にかけて作ってください。
このときアジサイの左右の位置はあとでかえられますから安心していてくださいね。まずは、縦lの距離感と色合いの順番をきめましょう
濃いアジサイをまとめたり、均等に散らしたり、二つの部分と一つの部分をつくってみたり、いろいろ楽しんで置いてみましょう
アジサイの配置がきまったら実際にとりつけていきます。
このガーランドは太い芯が一本通っています。そこに写真のように アジサイの茎をまきつけます。そのとき、しっかりかすみ草をもちあげましょう。
朝顔のつるがまきつくイメージです。
あまりアジサイの茎が長すぎると余って作業しずらいので、適宜カットもしてください。、裏面からみたところです 思い切って裏返ししてつけてもOKです。
アジサイの花はあたまひとつガーランドからでている高さにれます。アジサイはひらひら感が命。かすみ草のなかに入ってしまってはもったないです。アジサイの見え具合はこのような感じです。
全部アジサイが止まったら、こんどは左右にふったり、中心においたり、好みの表情をつけてみましょう
茎が輪になっているので、いかようにも180度自在に変化が楽しめます
おなじ要領でバラと実も 位置を決めて、芯にからめて留めます。
このふたつは アジサイほど高くいれずに、かすみ草とほぼ同じくらい高さにします。
あじさいのように飛び出すと重く見えてしまいますので注意しましょう。仕上げに、バラの葉をグルーガンで好きな場所にとめます。同じバラの花でもいいですし、かすみ草でもOK.バラの葉っぱは引っ張ると抜けます。
すこし濃い色と、葉の三角のトガリがみえることで、ぐんと引き締まります。小さい葉ですがとても、大事な役目をはたしてくれていますね。
葉の量はお好みでストップしてください。沢山使うと全体的にシックになり、少量遣いにすると明るいアレンジのアクセントになります。実をいれたところです
ガーランドをつくっていると全部の花を正面にむけようとする方がいらっしゃいますが、もともとガーランドは下向きのアレンジが自然な姿なのです。
子供の蓮華の花冠をつくったことありませんか?
それを、輪にせずに、最後の茎のほうをもってをもって下向きにぶらさげているようなイメージです。
表情をつけるために一部、花のぐっと持ち上げたいときは、グルーでもちあげながら、かすみ草などにとめると しっかり固定されます
全部の花がはいったらお好みでリボンととめて完成です。
今回のリボンは長さによって、若干変えています。
長い方は太めの存在感あるリボンになっています。
小さいリボンがはいっていますが、それもリボンの形にしてトップにつけるとダブルリボンでボリューム感がでます。
レッスンの風景です。まるくしたり、横に波上にかざってもOKです。とてもいつものようにスタンドにはかけきれず・・。
180センチの方はよーく探すとちょうど真ん中が、外れるようになっているのにお気づきいただけると思います♡ふたつにわけて二か所にもかざれます。
長い方はつるすのが一番のようでした
教室 サンプル画像
いかがでしたでしょうか?
このガーランド本当に大人気で、締め切っても、締め切っても、「まだ大丈夫でしょうか?」というご相談が絶えませんでした。もちろん、こちらとしても、お応えするべく東奔西走してあつめるのですが、ふと、なぜこんなに人気なのだろう?とかんがえてみました。
すると、思いあたるのは、それらを御希望される方々が必ずしも、花の技術を一から覚えたいとか、習いたいというのでなくてアトリエレモンリーフをチョイスしてくださっていることです。
楽しみやレジャーが多様化している今、一般の方で、黄金比やトライアンギュラーとは?という切り口で花を勉強したいというはほとんどおらず、自分の暮らしにとりいれたいかどうかで、お決めいただいてることを今回とても感じました。
「ほしい!」かどうか、これが、現代のニーズなのですね。
しかも、そのノリのりで、今回、初めてご参加くださった方も なんら問題なく楽しめみ、完成して、お持ち帰りいただけるのですがら、もはや由緒ただしきフラワーアレンジというより、今を楽しむインテリアクラフトという傾向が強くなってきたように感じます。
もちろんそれらは道具や素材の進化も大きく一役買ってます。ですから、技法やスキルも昔ままでぼーっとしているとおいてかれちゃいます。日々、すべてが更新しつづけています。
またフラワー業界のトレンドの話いたしますと、たとえば以下の花たちは関東エリアではだいぶ出尽くしたスタイルで時代遅れのテイストといえます。
これらは市販でもよくみかけますし、レッスンで3つもつくれば 飽きてしまいまうでしょう。
ただ地方などによっては、これくらいのはっきりした華やかさを求められることもあり、一概いは言えないむずかしさもあります。
では どういうものが都心エリアでは好まれるかというと テイストではこちら
みなさんの うんうん という声がきこえてきそうです(^^)/
ふわっとしたナチュラルなフィラーフラワーをざっくり束ねたものや、
ニュアンスカラーといって主役があえて目立たないものが人気なのです。
癒し系ともいいましょうか
わたしもどちらが好きかといわれたら、断然下のほうです。おそらく通信講座のみなさまも、アトリエレモンリーフのレッスンをチョイスしてくださったのでしたら、好みは一緒かしらと思っております。
プリザーブドについては、過渡期で都心のメーカー直営店が軒並み閉店になってしまいました。
昔ほど、注目があつまらず、むしろアーティフィシャルの色使いに魅了される人が多いようです。
またドライフラワーに回帰する動きもでています。
これからもアトリエレモンリーフは時代のニーズを読み、皆様にとってベストなご提案をしていけたらと思っております。
このお話はレッスンの皆様にもご紹介しており、ぜひ、通信講座のみなさまにもお伝えしたいと思いました
業界の風を感じていただけたら嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。
それでは今日はこの辺で~
ご不明な点はいつでもご連絡ください。お問い合わせは
お読みいただきありがとうございました。
アトリエレモンリーフ 影山