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通講座のみなさまへ

こんにちは アトリエレモンリーフ影山です。いつも通信講座にご参加いただきありがとうございます。

教室ではご指導してはじめて気づくことがたくさんあります。生徒さんにとって難しい箇所、質問がでたこと わかりやすい説明の仕方など。

そんな教室現場のエッセンスを吸い上げ、一番濃く、ベストな状態をウェブレシピに反映してお届したく思っています。発送時期が通常レッスンのすこしあとになっているのには、そんな意図がありまます。


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大切なお願い事項

こちらは通信講座の皆様の受講専用サイトです。デザインはアトリエレモンリーフに帰属します。他の方への転送ごご遠慮ください。


販売 レッスンなどの商用利用をご希望の方は別途御相談をお願いします。

またSNSでの作品画像を発信する時はアトリエレモンリーフレッスン作品と明記、タグ付をお願します

デザインには誠意、取り組んでおります。

皆様との信頼関係を大切に育みながら精進してさせていただきたく、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

アトリエレモンリーフ 
影山さちこ



(2019年度 第10回)

 パンパスグラスのスタンディングブーケ

花材:パンパスグラスA プロテアA、ユーカリ2種A 
アマランサスA ガーベラA ダリアA、不織布2種
 (Aはアーティフィシャルフラワー)
あればビニールテープをご用意ください

――ポイント――
・インスタグラムで人気になったパンパスグラスをいれた、ボタニカルなデザインです。コーラルピンクはトレンドカラー。微妙な濃淡はアーティフィシャルフラワーならでは。色の世界をたのしみましょう!
・アーティフィシャルフラワーのしっかりした茎を最大限に生かします
パニエの工法を応用した自立スタイルをマスターしましょう。素材を繋ぎにつかう、工夫もポイントです。見えても不自然になりません。

作り方
(1) ユーカリ3本と白のアマランサスのトップを枝際でカットします。

(2) ツルの太い枝を切り出し直径11~13センチほどの輪をつくります。

(3) ユーカリ、アマランサス、プロテア パンパスグラスを プロテア の茎の長さを基準にして組み ワイヤーで縛ります。一旦寝かせてプロテアより長いものは茎をカットし、下から輪ゴムをとおします。

(4) 束の茎を3~4にわけて輪の外側で足を広げて自立させ輪ゴを下げます。足元にグルーを注入し、さらに茎に細いツルを絡めます。

(5) カットした素材とガーベラ、ダリアをそえます。トップにいれるとはグルー、手前に使いたい時はテープで添えてください。

(6) 完成したら、グルーを注入し、ウエストをリボンで隠します。

(7) 不織布を好きなスタイルで添え、残りのツルをからめて完成です

★定期の方は8番にファイルしましょう

ご質問・連絡先:info@lemonleaf.jp 
アトリエレモンリーフ 影山さちこ

 


★資材のご購入ご案内
グルーや フローラテープはサービスにて適量をおいれていますが、もし足りなくなったり、必要なときはこちらでご購入もいただけます。

ちなみにビニールテープは PVCテープで検索するとでてきます。ページはこちら


紹介コードどうぞご利用ください 500円の割引クーポンが使えます
紹介コード QA103182 

★あるいは事前に、リクエストいただければ、次回の花材に同梱することも可能です。花材と費用は合計させていただきます


こんにちは お元気でおすごしでしょうか?
春のお天気はまだ寒い日もありますが、日に日に芽吹いていく生命力を感じる季節ですね!

では今日の通信講座、早速、参りましょう!(^^♪

準備として

ユーカリ3本(濃い色1 薄いピンク2)、とアマランサスの先端の枝を分かれ目でカットします。

太いワイヤーが切れるペンチがないときは、普通のペンチで切れ目カチカチとつけて、手で折ると、あっけなくポキっと折れます。  


パンパスグラスのヘッドは、しっかり真っすぐ起こします
 ツルの細枝をすべてカットし、写真のように太い部分をとりだしておきます。
直径約12~13センチ程度に絡めて丸くします。丸がほどけないように、しっかり絡ませましょう!

 およその配置をきるために、パンパスグラス、ユーカリ3本、プロテア、アマランサスを1本づつ、手の中で組みます。

たとえばパンパスを前後で高低にするか、あるいは離すか、など、好きなレイアウトにしましょう。

大まかなレイアウトがきまったら ワイヤーで束ねます。

ポイント
全体の大きさは プロテアを基準に組んでください。あとでプロテアより長い他の花材の茎はカットします。プロテアはしっかりしているので、切らずに使います。 

写真はウエストをビニールテープでまいているのもありますが、ワイヤーのほうが、あとで上下しやすくおススメめです

 レイアウトを決めたら、束ね 一旦手を離し、そっとおいて茎の長さをプロテアと同じか、1センチ程度長く、すべての茎をカットします。

太いワイヤーが切れるペンチがないときは、普通のペンチでカチカチと切れ目をつけて、手で折ると、あっけなくポキっと折れます
 カットしたところです
 ここからが アトリエレモンリーフのオリジナル工法です。

パニエというドライの小麦を束にして、立たせる手法がありますが、今回はそれだけでは立ちません、

アーティフィシャルフラワーの特性を生かして、考案したいたしました。

下から輪ゴムを通して 上のほうに送り、ゆるいままくぐらせておきます。
 束をたたせましょう。
コツは3~4箇所に茎をまとめて、自立させます。この時重心が頂点にないと、うまく立ちません、立たないときは足元の枝を上下させて枝をずらし、様子をみながら 立たせてみましょう。

立つことが確認できたら、写真のように輪を中央に置きます
 立たせたまま、すこしづつ輪ゴムを下までずらします。
写真は4本ですが、3本にまとめた三角形でもOKです

輪ゴムの力で茎が輪にしっかりとおしつけられて、自立します。
 ここで茎とツルの輪を接着します
 しっかり接着したことが確認できたら、ツルの細いところを20~30センチを4本 切り出しましょう

さらに 切り出した細いツルで茎と輪をまきとめます。

さらにグルーで固定します。とてもしっかりします。
 
 もう一度ちゃんと立つか、確認して、OKであればウエスト部分もズレ防止のために固定します
   さぁ~これで準備はOK!自立すると両手が自由になります。




ここからが、楽しいアレンジタイムです。

まず、全体的を広げます。ワイヤーの入ったアーティフィシャルフラワーはいくらでも曲がります。

そして 最初に切り出しておいた、ユーカリやアマランサスをお好みの位置にグルーで挿し止めます。 好きな位置にいれてみましょう

根元を枝の間にさしこむようにして留めます。無理やり押し込まずに, 留まる所でOK,根本は葉をそいですっきりさせてグルーをつけましょう

ポイント
手前にばかり入れずに。一番背の高い花材の後ろに、やや低い花材を入れましょう 奥行や立体感がでます。

手前にいれたいときは、ワイヤーやビニールテープで、ウエストに巻き付けてもOKです。みなさん 一生懸命です。位置によりますが、プロテアもやや手前に曲げても綺麗です。    
 ユーカリやアマランサスが入ったら、残りのお花をいれましょう

ガーベラは長いので、ダリアと同じくらいにカットします。

ポイント

アーティフィシャルフラワーは常にこちらに主導権があります。ここが生のお花とは全く違うところです。

いかようにも、曲がる、切れる、失敗したら戻せばいい、

この感覚を身につけることで、楽しさがどんどんひろがりますね♪  

ダリアもガーベラも表情をつけて楽しんでくださいね! 
   お花は上からいれるときはサクッとグルーで留め、、ごく手前につけたいときはビニールテープで 同じウエストにまきつけます。ビニールテープは引っ張りながらつかいましょう。

ビニールテープがなければ、セロテープでも安定します。ワイヤーでもOKです。

 
 
 すべてのお花がはいったらウエストも固定
  リボンで隠します。グルーではりましょう 
 
 不織布は自由に使ってくださいね!カットしないで、そのままラッピングしてもOKですし、リボンの形にカットしたり、思い思いに楽しんでみてください。

さがってしまうところはグルーでユーカリにつけたり、ホチキスでもとまります

ご参考までに~サンプルの作り方をご紹介します。

白い布は半分にカットします。ひとつには、ゴールドを二枚重ねにしておきます。

それぞれ、ギャザーをよせて1/3くらいのところをワイヤーで縛ります。

2つのうち、ゴールドが入ってる方を正面に使っています。

グルーで両サイドからはりつけます 。裾はお好みの長さにカット、見えそうで見えない透け感がグッド。

ポイント
透け感のある素材を選んだのは、完全に隠してしまうと、一般の器のアレンジとかわらなくなってしまうからです。

自立の魅力が透け感でつたわります☆彡 
 
 仕上げにのこっているツルは好きな位置に。

ウエストに挿し込んでグルーでとめてみたり、足元に絡めたり、変化をつけて這わせましょう。

輪ゴムはカットして、完成です。














一部ですが生徒さん作品から

 
 
 


 


 

いかがでしたか?

パンパスグラスはインスタグラムの世界からクラッチブーケの花材として大人気になりました。最近の花嫁さんの好みもボタニカルにシフトしてきているようですね。本来パンパスグラスはドライを使いますが、色があまり綺麗ではありません。それにくらべてアーティフィシャルフラワーはアイボリーカラーで本当に綺麗です。

クラッチにするときは、そのまま茎をまとめればいいのですが、ご覧のとおり、パンパスグラスは上からみても開いた表情がとってもたおやかでオシャレです。

当初壁掛けも検討しましたが、その表情を見たとたん、やっぱり、スタンディングブーケにしよう!と決めました。

アーティフィシャルフラワーは茎がとてもしっかりできています。この茎の注目するだけで、アレンジのヒントや工夫がいくらでもできます。カットしてしまわずに、くるっとまるめて表情をつけたミモザのスワッグは代表的な例です。(教室レッスンサンプルをご覧ください)

アトリエレモンリーフではサプライズな楽しデザインをこれからもご紹介してまいります。次回は3Dスワッグにつかった秘密兵器がでてきます。(^^)
これは現在意匠登録出願中です

どうぞお楽しみになさっていてくださいね。それではまた!

アトリエレモンリーフ 影山


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お読みいただきありがとうございました。
アトリエレモンリーフ 影山
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